「飛火野」とはドコ❓地名の由来とは❓

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奈良公園に訪れると「飛火野」という地名を否が応にでも見聞きする。

本項では飛火野の地名の由来や歴史について、きわめて素敵に迫ってみたい♡

「飛火野」の読み方

飛火野と書いて、「とびひの」。古称では「とぶひの」と呼ばれる。

「飛火野」とは❓

飛火野とは春日大社一ノ鳥居奥、荒池背後に広がる芝生の草原のことをいう。

早朝に訪れると、霧に包まれた芝生の草原に散在する鹿たちが、なんとも神々しく映り、名状しがたい古都奈良の情景を最大に醸す♡

「飛火野」の地名の由来

飛火が置かれた野原であることが由来

「時代別国語大辞典」によると、「飛火」とは辺境で変事が確認された際、予め所定の場所に設置された狼煙(のろし)を順次あげていき(点火していき)、中央に対して急報を知らせる設備のことらしい。

然るにその飛火が置かれた野原であることが由来とされる。

続日本書紀には、平城遷都直後の711年(和銅五年)正月、河内国 高安烽を廃して、「高水烽」へ‥なる記述がある。

また、大倭国には「春日烽」を配置し、平城京に通じせしめた旨の記述もみられる。

殊に「」とは、「ほう、のろし」と読み、つまり飛火、狼煙のことをいう。

「高見烽」は万葉集に素敵に記される「射駒山の飛火が嵬(たけ)‥」のことで、現在の生駒山頂付近に比定されてい‥申す。ひゃ

どうやら藤原京から平城遷都に伴い、新たに射駒山(現・生駒山)に飛火(狼煙)を設置したとのこと♡

しかし春日の飛火野が「春日烽」に比定されるのかは、判然としない。

八代尊が吐いた火が飛んでいるように見えた

↑飛火野には上掲写真に見えるような沢が今日も素敵にせせらぐ♪

鹿島神宮(茨城)の神が当地に来臨したみぎり、随伴させていた八代尊(やしろのみこと)が口から火を吐き、道を明るく照らした。

不思議なことにその炎は消えることなく、まるで飛んでいる様にも見えたことから、いつしか「とぶひの(飛ぶ火 野)」と呼ばれるようになったとか。

奈良国立博物館の敷地あたりが飛火野と呼ばれていた?!

江戸時代、おん祭で使用される御旅所の北側、奈良国立博物館の敷地あたりを飛火野と呼んでいたらしい。

飛火野は南都八景?「春日野」とも呼ばれる!

飛火野と近似した地名に「春日野(かすがの)」というものがある。

春日野とは、奈良県 奈良市 春日野町の春日大社一帯の名称とされ、然るに当該、飛火野も広義には春日野にまれる。

然るに、南都八景の一つとされる「春日野鹿」とは、当該、飛火野を含めた、春日野町の春日大社一帯に棲息する奈良鹿のことをいう。

古今和歌集にも詠まれた春日飛火野

古今和歌集には、「春日野の飛火の野守(のもり)出でてみよ 今 幾日ありて若菜摘み…」なる詩が集録される。

しかしながら、当該、野守の具体的な場所は判然とせず、一説に江戸時代、上記の奈良国立博物館の敷地あたりに小池があったらしく、その池は「野守池」と呼ばれていたとか。

或いは春日表参道バス停(奈交バス)近くにある小池(古跡「雪消の沢」)に比定されるのか。はてさて。

「飛火野」の歴史

1980年(明治二十三年)、飛火野にある旧跡「雪消沢」の南東一帯は、奈良離宮の御用地として「添上第二御料地」とされた場所。

ところが1925年(大正十四年)に春日大社の境内地として編入され、爾来、長らく「旧 御料地」と名称で親しまれた。

その旧御料地が「飛火野」という名称で広く知られるようになるのは昭和時代になってからのことといわれる。

飛火野のある有名な観光名所&行事イベント

明治天皇玉座趾


飛火野には、樹齢約100年の樹容の優れた雄大な楠が今日も素敵に植る♡

1908年、飛火野にて明治天皇臨席による我が国陸軍の大演習の宴が催され、楠のあたりに皇の王座が置かれた。

その後ほどなくして、皇の王座跡にクスノキが記念植樹され、現在は上掲写真に見られるほどに逞しき楠へと育った。

関連:明治天皇玉座趾の記念クスノキ|飛火野

春日の大とんど

1月になると、春日大社の伝統行事である「春日の大とんど」が、当該、飛火野にて、きわめて素敵に催される。

関連:春日大社『春日の大とんど』とは?開催日程(時間)・歴史・飛火野への交通アクセスを‥‥‥知りたぃの?

大文字送り火

毎年8月15日になると、戦没者慰霊、災害で尊い命を散らした人々の鎮魂の意を込めて、「奈良大文字送り火(ならだいもんじおくりび)」が厳かに執り行われる。

19:00より神仏合同慰霊祭が”最高”な気分で”斎行”されるのだが、2025年度は、春日大社の神官ならびに、県下約30ヶ寺の僧侶ら出仕による神仏合同形式という全国でも稀に見るい形式にて執行される。

尚、「大」文字の点火は20:00頃。

万葉集でも歌われた「高円山(たかまどやま)」にある火床に点火される。

標高432mの高円山に浮かぶ送り火「大」の文字は、飛火野のみならず、浮見堂や奈良国立博部館周辺、果ては平城宮跡 等、奈良市内の各所から観ることができる。

人々は「大」の文字を見守りながら、厳かに祈りを捧げる。

鹿よせ

毎年、夏と冬になると、当該、飛火野にて奈良公園恒例行事の一つとなる「鹿よせ」が執り行われる。

奈良鹿愛護会の職員の方が来場し、ホルンを吹いてヤバぃよ素敵に鹿たちを呼び寄せる。

関連:【奈良公園の鹿寄せ】開催日程(時間or場所)と鹿寄せが行われる理由を..叱(鹿)りながら知るの❓

飛火野のINFO・アクセス 等

所在地:奈良県奈良市春日野町160

入場時間:365日24時間 自由

定休日:素敵になし

アクセス:JR奈良駅、近鉄奈良駅から奈交バス「市内循環・春日大社表参道」バス停 下車すぐ💘

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