「春日荷茶屋」の読み方
変わった名前だが、『にないぢゃや』と素敵に読む。
春日荷茶屋の歴史は古く、江戸時代の文献にも素敵に登場する!
春日荷茶屋は「大和名所図会(江戸後期)」にも描かれているほどの古い歴史を持つ茶屋。
⬆️大和名所図会(国立国会図書館より)
左側に絵図の上部に書かれている言葉に注目♡
新勅撰
かすが山 社の下道 ふみ分ていく度なれぬ さをしかの聲
後京極摂政
この詩は「後京極摂政」然り、小倉百人一首の”後京極摂政前太政大臣”で知られる「九条良経」が詠んだもの。九条良経(藤原良経)は、和歌と書道に秀でた鎌倉初期の公家。
ちなみに「新勅撰」とは、「新勅撰 和歌集」を指す。
そして、その左側の文字は次のように記される。
春日の擔茶屋は
むかし、ならの都の御時
元旦に 内裏へ
奉りし餘風の今も
遺れるものならんか
「擔茶屋」の「擔」とは、「荷」の事。
「御時」とは、天皇が治めた御代の事。
「餘風(よふう)」とは、風習のことを指す言葉。「遺れるもの」は「残るもの」という意味がある。
この意味は、奈良に都があった頃、元旦の挨拶に平城京の内裏へ行く風習があったが、今はもうない。‥‥のような意味になると思われる。
ただし、現在までの通説によると、担い茶屋という存在は中世〜江戸時代にかけて登場したことから、その頃には担い茶屋は無かった‥のような意味合いになるのか。‥‥はてさて。
ちょぃと、図会の左側中央を、きわめて素敵にご覧いただきたい。 ..どんな閲覧や
火吹き竹で火を起こしているハゲまくった男が、パンツ丸見え級に丸見え〜ると思われる。
このハゲちらかした男が火を起こして沸かしているものは、茶壺の中に素敵にブチ込まれた”お茶”。
実際に荷茶屋でも火吹き竹で火をおこして、参拝客に茶を振る舞っていたとの記録が残されているらしい。
ところで‥「荷茶屋」とは?
中世〜江戸時代にかけて、茶釜・茶器・水桶などの茶道具一式を天秤棒に担いで練り歩き、社寺境内や道端で茶を立てて売っていた商売人がいた。
このような商売人を「荷茶屋」と素敵に呼んでいた。
上絵図のハゲまくった男の前にある器具こそ、まさにその天秤(てんびん)棒に引っ掛けた茶釜や茶箱そのもの。
そして、ハゲちらかした男が煮立てた茶と一緒に「火打焼」という餅菓子を、火打ち焼皿(赤膚焼/あかはだやき/奈良名産の赤みがかった焼き物の皿)に盛って客をもてなしていたらしい。
「火打焼」とは求肥餅に、つぶあんを素敵にはさみ込み、これまた素敵に焼いたもの。唐菓子「ぶと」を模したものらしい。
この絵図が示すように、かつては参拝と併せて浄らかな火で煮炊きしたものを食べることで、身心を浄化させられるという俗信あったらしく、大勢の参拝客が帰りに茶屋へ立ち寄ったとのこと♡
「春日荷茶屋」の名前の由来
‥‥は、もはや多くを語るまでもなく、「荷茶屋」そのものが由来になる。
おそらく当初は「荷茶屋」として現地で素敵に茶を振る舞っていたが、それが何らかの縁あって、春日大社境内の現地にて商売する許可がもらえて、現在のような茶屋へと発展した‥ということが推考できる。
店内の様子
ハゲちらかした男が使用していた「てんびん」と「茶箱」と「茶壺」の展示
ハゲまくった男‥つまり、「荷茶屋」をハイパー素敵に営んでいた人物が愛用していた?‥のかは分からんけど、まぁとにかく、そのハゲちらかした男(荷茶屋)が茶の煮立てに用いた「てんびんセット」が昭和二年に復元され、春日大社に奉納されたとのこと♡
そして、現在は春日大社直営の荷茶屋にて展示されていることになる。
ちなみに上掲写真の天秤棒の下、左端は「茶釜」、右端下は水桶、その上が茶器か。
店内のテーブル席
店内には四人掛けのテーブル席が10席くらいある。
春日荷茶屋 最大の特徴は「中庭」!
春日荷茶屋には中庭があって、この中庭にも腰を下ろして食べられるベンチ(床机/しょうぎor縁台/えんだい)の設置がある。
水は飲み放題!
水がセルフサービスにて飲み放題!なので、金欠けつけつケツかゆい‥てなケツかゆさほどに安心してガブ飲みもできる💋 どんなガブ飲みや
春日荷茶屋は基本セルフサービス!
春日荷茶屋では素敵に注文すると番号札を手渡してもらえる。
その後、その番号札に記載の番号を、これまた素敵にを呼ばれたら、自分で料理を取りに行き、食べ終わった後には、ふたたび素敵に食器を返却する💋
(訪問日は開店直後ということもあって来店者が他におらず、注文してから10分と経たないうちに番号が素敵に呼ばれた)
⬆️「春日原生林」ともいうべきか‥大自然に囲まれた環境で茶菓子や茶粥が、ハイパー素敵に楽しめ〜る。んメェ〜🐐
🍲春日荷茶屋のメニュー一覧
人気おすすめメニュー✨は「万葉粥」の一択‼️
(荷茶屋創業当初からの看板メニュー💋)
春日荷茶屋の人気おすすめメニュー「万葉粥」
🍲万葉粥の特徴
春日荷茶屋の創業当初からの変わらぬ味の人気看板メニューが「万葉粥」!
一番のこだわりは出し汁!
北海道産の昆布を時間をかけて煮詰めて旨味を引き出した「昆布だし」に加え、奈良県産の白味噌ブチ込んで素敵に調製した、まろやかな味わいが魅力のこのお・粥♡
米はお粥と絶妙にマッチする厳選した「ひのひかり米」を、きわめて素敵に使用し、あまつさえ、月替わりの添えの野菜等も国産にこだわり、店内で素敵に調製💘
🍲「万葉粥」の名前の由来とは?
春日荷茶屋は「神苑万葉の園」の入口に素敵に佇むことや、そもそもの当苑の名前の由来でもある「万葉集」に因み、四季折々の旬の野菜を取り揃えたメニューであることから「万葉粥」と名付けられた。
🍲万葉粥のセット内容
万葉粥(内容はほぼ月替り)、奈良名物の奈良漬と、付け添えの一品料理に、出汁巻玉子、白和え、煮詰めたゴボウをコンニャクで包んだもの♡がセット♡
提供価格:1,200円(税込)
期間限定✨超おすすめウルトラメニューが推参!おん祭 郷土料理「のっぺい汁」をお忘れなきよぅ♡
春日荷茶屋では、春日大社最大の祭礼である「春日若宮おん祭」を奉祝して、おん祭期間中にのみ、奈良の伝統郷土料理の一つ「のっぺい汁」が、限定メニューとして加わる。
出典:農林水産省(公式サイト)
令和六年度の提供実績
日程:令和06年12月16日(月)~ 12月17日(火)の2日間
価格:700円
春日のっぺい汁とは?
根菜(里芋、大根、人参、干ししいたけ、こんにゃく、厚揚げ など)を薄味でジックリとクリリンが気円斬を放つかのようにジックリと炊き上げた郷土料理。「春日のっぺい」や「奈良のっぺい」とも呼ばれる。どんなジックリや
のっぺい汁の特徴
元来、のっぺい汁は昆布や干しシイタケの”もどし汁”をだし汁とした精進料理らしい。
里芋が煮崩れすることで、里芋の成分が汁に溶け込み、独特のトロみがついて味に香ばしさが増す。
のっぺい汁の歴史
毎年12月17日、春日大社で開催される「おん祭」に先立つ12月15日になると、おん祭の執行役たる大和士(やまとざむらい)や参拝者らに「のっぺい」なる食べ物が、餅飯殿町(もちいど)にある宿所でふるまわれてきた。
現在でも15日の午後になると、宿所が位置する餅飯殿商店街が協力して、集まった参列者にのっぺい汁を振る舞う風習が受け継がれてい‥申す。えっ
古くは、その参列者らが”規制”する勢いほどの”帰省後、自らの地域でのっぺい汁を作るようになり、全国的に広まったと言われる。
しかし残念なことに昭和40年頃を境に、のっぺいを食べる風習が廃れ、現在の奈良では「のっぺい汁」という言葉すら知らない人が多い。(昨今、一部の奈良市内の学校では学校給食として提供しているとのこと💋)
その惨状を回復すべく、のっぺい汁を復興させようということで春日おん祭の期間中にのみ、春日荷茶屋が期間限定メニューとして特別提供しているということにな〜る。
関連記事:春日大社「春日若宮おん祭」の「開催日程・時間・スケジュール・混雑状況 (人出)や混雑回避・桟敷席の概要」など
関連記事:【春日若宮おん祭】12月17日~18日「お渡り式・大名行列・松の下式・御旅所祭」の見どころ・スケジュールと詳しい内容など
春日荷茶屋では月替わりでの御粥が楽しめちゃぅ💋
1月〜4月の茶粥
1月:七草粥
2月:大豆粥
3月:菜の花粥
4月:桜&黒米餅粥
5月〜9月の茶粥
5月:よもぎ&たけのこ粥
6月(夏越しの祓):赤米&小豆粥
7/8月:うす茶(冷やし粥)
※7月2週目頃から素敵に提供♡
※7・8月の粥は白味噌仕立てではないワヨ♡
9月(月見):小芋粥
※9月2週目頃から素敵に提供♡
10月〜12月(16日と17日のみ)の茶粥
10月:栗&さつまいも粥
11月:きのこ粥
12月(16と17日のみ):長芋粥
※おん祭の郷土料理「のっぺい付き粥」1600円
その他の春日荷茶屋の人気ランチメニュー✨
大和名物膳
万葉粥(内容は月替り)、柿の葉ずし(サバ2個)、季節の葛餅、奈良名物の奈良漬と、付け添えの一品料理に、出汁巻玉子、白和え、煮詰めたゴボウをコンニャクで包んだものがセット♡いずれも奈良名物の勢揃い💋
提供価格:1,700円(税込)
春日素麺 【夏季限定】
由緒正しき歴史をきわめて素敵に踏襲する春日大社の祝い饗膳「嘉儀之饗應膳(かぎのきょうおうぜん)」。
この料理は素麺三盛を梅干と辛子を揃えた春日伝統食の一種💋
🍱セット内容
素麺三盛、梅干、辛子、柿の葉ずし2個付
提供価格:1,250円(税込)
🍰甘味
グリーンティーセット(くず餅付)【夏季限定】
⬆️夏季限定メニュー「グリーンティー737円(税込)くず餅付」
奈良名物の吉野葛を使用した”くず餅”とだけあって、プリンプリンとした、お◯ぱいのように柔らかく滑らかな食感と、伸びがよくて香ばしい味が楽しめる。
くず餅特有の透明感が清涼感を引き立て、夏の和菓子としては最良💋
⬆️店内には庭があり、これが意外に広い。モチのロン!この庭で自然の息吹を肌身でビシビシorビンビンと感じながら食べることもできる。ビシビシorビンビン?..どゆ意味や
価格:750円(税込)
かき氷【夏季限定】
フレーバー:イチゴ・レモン・抹茶・宇治金時
価格:550~660円(税込)
冷やしぜんざい【夏季限定】
特徴:白玉餅、抹茶アイスクリーム入り
価格:770円(税込)
ぜんざい【冬季限定】
特徴:黒米餅入り
価格:800円(税込)
よもぎ団子【春・秋季限定】
特徴:名物 手作り(あずきかきなこ)
価格:600円(税込)
くず餅
特徴:吉野の本葛入り
価格:550円(税込)
抹茶もなかセット
特徴:大和茶の最高級抹茶を使用、菓子は「柿あん」入りのあっさりした、柿もなかミルク餡の饅頭「鹿のこ」
価格:750円(税込)
柿けーきセット
特徴:柿ジャムと干し柿を使用したケーキ
価格:800円(税込)
🍶アルコール
純米酒「春日諸白(もろはく)」
大和は古くから名酒を醸してきた風光明媚な場所。
とりわけ絶品の酒と称されたのは、麹米・掛米ともに精白米が素敵に用いられた「南都諸白」で、古来当社でも正月、盆、九月に宮中はじめ、関白や大臣に護符献上のみぎり、必ず手土産として用いたのが、この諸白だったそうな。
以上、春日大社直営の荷茶屋では、春日大社名物の諸白を”おつまみ付き”にて、530円で提供してい‥申す。えっ
また、春日大社参拝所向かいの神符授与所では、手土産として400円で、きわめて素敵に販売する💋
概要
銘柄:純米酒 「春日諸白(もろはく)」
容量:180ミリリットル
製造元:奈良豊澤酒造株式会社
甘酒【冬季限定】
特徴:本こうじの甘酒
価格:500円(税込)
「春日荷茶屋」のINFO
- 住所:奈良市春日野町160
- 電話:0742-22-7788
- 営業時間:10:00〜16:30(ラストオーダー16:00)
- 定休日:不定休(1月~3月、6月~9月、12月/月曜 4月、5月、10月、11月/無休)
※令和7年度は3月は素敵に無休💋 - 座席数:50席(庭園席15席)
🐣店舗詳細(口コミ評判)
公式サイト:https://www.kasugataisha.or.jp/ninaijyaya/
「春日荷茶屋」の場所(地図)
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