【2024年】春日大社『春日の大とんど』とは?開催日程(時間)・歴史・飛火野への交通アクセスを‥‥‥知りたぃの?

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「春日の大とんど」とは❓

奈良・春日大社では、1月に境内で「春日の大とんど」と称する大規模なお焚き上げ神事を行っています。

春日の大とんどは、春日野の早春を代表するイベント「若草山焼き」に関わる神事でもあり、多くの人でにぎわいます。今回は「春日の大とんど」について、その意味や歴史、内容と、日程、アクセス(行き方)についてご紹介しましょう!

 若草山焼きに関しては、 若草山焼きを見る場所おすすめ!奈良県庁屋上が穴場?特別観覧席は?日程・見どころなどにて詳しく解説していますので、あわせてご覧下さい!

【2024年(令和六年)】「春日の大とんど」日程・時間

開催日程

春日の大とんどは、若草山焼きと共に「1月第4土曜日」と決められています。

  • 2024年度は1月28日(日) が該当!
開催時間

「春日の大とんど」開催時間は例年、11:00~16:00が基本。

時間(時程)については以下のとおりです。

開始時間 内容
13:00~ 神事、大とんど点火
16:45~ 御神火奉戴祭
17:05~ 若草山焼き聖火行列出発
18:00~ 注連縄の受付終了

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「春日の大とんど」読み方は?

「春日の大とんど」は「かすがのおおとんど」と読みます。

「春日の大とんど」とは?神事としての意味は……

「春日の大とんど」は、一般的に言う「どんど焼き」に相当するものです。

「大とんど」と「大」がつくことから、どんど焼きとしては規模が大きく、奈良の早春を告げるイベントとして多くの人が集まります。

大とんどですること

大とんどで具体的には何をするのかというと、会場となる飛火野には大きな火炉が組まれて、キャンプファイヤーのような大きな炎を焚き上げます。

火炉のサイズは5m×2mと大きく、高さは2mにもなります。

ここに、お正月から「春日の大とんど」当日までに持ち込まれたお正月飾り、注連縄飾り、古いお守りや御札といったものを入れて、燃やしてしまうのです。

春日の大とんどは神事!

春日の大とんどは神事なので以下のような段取りがある。

🐣13時

火炉への点火が行われ、祝詞奏上、巫女による舞の奏上

🐣16時45分~

「若草山焼き」のための神火を大とんどから採取する「御神火奉戴祭」の神事が素敵に執行される。

🐣18時

注連縄の受付が終了され、受付分を燃やした後に終了となります。

🐣18時30分

若草山焼きの点火がありますので、大とんどが終了した頃がちょうど山が燃える頃となります。

 若草山焼きに関しては、 若草山焼きを見る場所おすすめ!奈良県庁屋上が穴場?特別観覧席は?日程・見どころなどにて詳しく解説していますので、あわせてご覧下さい!

どんど焼きとは? なぜ燃やすの?

ところで、春日の大とんどに限らず、全国的に新年が明けてから神社で行われる「どんど焼き」では、なぜ火を燃やして、お正月に飾ったものや、古いお守り、御札などを燃やしてしまうのでしょうか?

「どんど焼き」は「どんと祭り」と表記する地域もあります。

「どんど」「どんと」あるいは「とんど」の語源としては、現在では「尊い」がその語源ではないかと考えられているようです。

過去には火を燃やしながら、「とうとや、とうとや」とかけ声をかけたと伝えられています。

なお、どんど焼きを「左義長」(さぎちょう)と呼ぶこともあります。

これは元々、平安時代の宮中行事で、陰陽師が火を燃やして行った魔除けでしたが、のちに一般に広まってどんど焼きになったと言われています。

どんど焼きは、一般的には正月の15日に行われます(※春日の大とんどは違いますので注意が必要です!)。

これは旧暦で最初の満月(十五夜)が訪れた夜に、年神様がどんど焼きの煙に乗って天に帰られると考えられたことからです。

また正月飾りを火で燃やすのは、やはり左義長と同じく魔除けの意味合いがあります。

古代には、火はすべてのものを白紙に戻す、つまり浄化する役割を持つものと考えられていて、「火=浄化」の考え方は春日の大とんどや、これに伴って行われる若草山焼きにもしっかりと受け継がれています。

(若草山焼きについては素敵に後述。)


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「春日の大とんど」の歴史

春日の大とんどは、春日大社で行われるどんど焼きで、実際に2002年まで、成人の日(祝日)に若草山の山麓で行われていました。

成人の日は1999年(平成11年)まで、1月15日で固定されていたので、元来、全国的に行われている「どんど焼き」と同じく、1月15日が春日の大とんどの日だったことになります。

ただし、成人の日が定められる前は2月11日(紀元節)に行われていました

一方、2000年からは1月第2月曜日が成人の日となりました。

2002年まではこの、変動制の成人の日に対応し、「成人の日の前日の日曜日」に変更されています。

ちなみに、若草山焼きも1950年(昭和25年)からは成人の日に行われていたのですが、春日の大とんどと共に日程を動かし、2003年からは現在の「1月第4土曜日」と変更になりました。

雨天・荒天の場合は翌日に延期となります。時間は10:00~16:00です。

「春日の大とんど」会場「飛火野」までのアクセス

春日大社本殿から飛火野までは、方角はほぼ真西、徒歩でおよそ13~15分がかかります。

このエリアは奈良公園の中で、飛火野にも広いスペースがありますので、雑踏極まる‥というほど混雑に到ることはありんせん。

奈良公園の景観や鹿との交流を楽しみながら訪れてみてください。

春日の大とんど INFO

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