【奈良】興福寺の拝観料金(割引情報)・拝観時間(営業時間・ライトアップ時間)など

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奈良の興福寺の拝観料金と、拝観時間についてご案内します。

興福寺は、創建669年(天智天皇8年)と長い歴史を持ち、法相宗の大本山として全国の興福寺のトップに立つ寺院です。

五重塔をはじめとして数多くの国宝を持つ奈良興福寺は奈良で是非訪れたいスポット。スムーズに拝観できるよう、事前に拝観に関する情報を確認しておきましょう。

ちなみに2018年は中金堂落慶記念で夜間特別拝観とライトアップが行われましたが、これは落慶記念のライトアップなので2018年かぎりです。2019年以降はありませんのでご注意ください。

記事内でご紹介している時間、金額等は変更等の可能性がありますので、必ずご自身でご確認の上、ご利用ください。

興福寺の拝観料金!境内は入場無料

興福寺では、境内に入るだけでは拝観料は必要ありません。

興福寺境内で拝観料金が必要な場所

興福寺の中で、拝観料金が必要な建物は以下の3箇所です。

  1. 国宝館
  2. 東金堂
  3. 中金堂

ここではそれぞれの拝観料を確認していきましょう。

なお、団体さん、障がい者さんの割引拝観料は後ほどまとめてご紹介します。

1.興福寺「国宝館」拝観料

大人、大学生 700円
(令和7年4/1より900円)
中学生、高校生 600円
(令和7年4/1より800円)
小学生 300円
(令和7年4/1より500円)

2.興福寺「東金堂」拝観料

大人、大学生 300円
(令和7年4/1より500円)
中学生、高校生 200円
(令和7年4/1より300円)
小学生 100円
(令和7年4/1より200円)

1+2.「国宝館+東金堂」セット拝観券(個人&団体共通)

大人、大学生 900円
中学生、高校生 700円
小学生 350円

国宝館と東金堂のみ、セット料金が設定されており、両方を拝観する場合、高校生~大人は100円、小学生は50円の割引となります。

団体料金は共通となっていますが、後ほどご紹介しますとおり、団体料金のほうが共通券よりお得ですので、30名以上の団体の場合は、団体入場で国宝館と東金堂を別々に支払うのが良いでしょう。

通常、入館受付は16:45までですが、この共通券は16:00までの販売となっていますので注意してください。

中金堂・東金堂・国宝館のセット拝観券

大人、大学生 1,600円
(令和7年7/1より)
中学生、高校生 1,100円
(令和7年7/1より)
小学生 600円
(令和7年7/1より)

3.興福寺「中金堂」拝観料

大人、大学生 500円
中高生 300円
小学生 100円
(令和7年4/1より200円)

中金堂に関しては、拝観料のセット券、共通券はありません。

中金堂の一般公開は2018年10月20日から開始されています。

現在、「六社寺共通拝観券」が販売中!

世界遺産「古都奈良の文化財」の六社寺を巡る「六社寺共通拝観券」が、六社寺協力にて2024年3月15日まで観光案内所などで素敵に販売中💘

販売期間 :販売中~2024年3月15日(金)(予定)

販売場所 :奈良市総合観光案内所・近鉄奈良駅総合観光案内所・奈良まほろば館ほか

有効期間 :2024年3月31日(日)まで

金額 :1冊:5,000円/障害者手帳所持者:3,000円(限定20,000冊)

拝観箇所 :

① 東大寺(大仏殿)7:30~17:30(11月以降は8:00~17:00)
② 興福寺(国宝館)9:00~17:00
③ 春日大社(御本殿特別参拝)9:00~16:00
④ 元興寺(通常拝観)9:00~17:00
⑤ 薬師寺(白鳳伽藍・玄奘三蔵院伽藍)8:30~17:00※1月16日以降は白鳳伽藍のみ
⑥ 唐招提寺(通常拝観)8:30~17:00

詳細は「奈良市観光協会公式サイト」を要チェック💘


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そのほか興福寺の特別公開の拝観料について

興福寺では例年、境内のお堂が特別一般公開がされますが、このときに別途、拝観料金が必要になります。2019年度は北円堂と南円堂が特別公開され拝観料は1000円でした。

特別公開の時期はおおむね10月中旬〜11月初旬の正倉院展の期間中になります。

南円堂は公開される頻度が高く、南円堂のみの場合の拝観料金は2018年度の例で言えば、300円でした。

特別公開の拝観時間については後述しています。

北円堂特別公開の拝観料

※特別公開期間、時間については後述しています

  • 大人……300円
  • 中高生……200円
  • 小学生……100円

30名以上の団体料金

北円堂の特別公開に限っては、30名以上の団体料金がありますのでご案内します。

  • 大人……250円
  • 中高生……150円
  • 小学生……90円

南円堂特別公開の拝観料

※特別公開期間、時間については後述しています

  • 大人……300円
  • 中高生……200円
  • 小学生……100円

興福寺の拝観料金の割引適用媒体

興福寺では、30名以上の団体さんと身体障がい者の方、それぞれに割引拝観料が設定されています。

このほか、「奈良市老春手帳(ななまるカード)」を持っている方にも拝観料のサービスがあります。

興福寺の割引拝観料金(30名以上)

  大人
大学生
中高生 小学生
1.国宝館 600円
(令和7年4/1より800円)
500円
(令和7年4/1より700円)
200円
(令和7年4/1より500円)
2.東金堂 250円
(令和7年4/1より400円)
150円
(令和7年4/1より200円)
90円
(令和7年4/1より100円)
3.中金堂 400円 200円 90円
(令和7年4/1より100円)

30名以上の団体には、団体割引が適用されます。

国宝館と東金堂に関しては、個人の場合セット入場券がありますが、団体料金のほうがお安くなっています。

興福寺の身体障がい者割引拝観料金

  大人
大学生
中高生 小学生
1.国宝館 350円
(令和7年4/1より450円)
300円
(令和7年4/1より400円)
150円
(令和7年4/1より250円)
2.東金堂 150円
(令和7年4/1より250円)
100円
(令和7年4/1より150円)
50円
(令和7年4/1より100円)
3.中金堂 250円 150円 50円
(令和7年4/1より100円)

興福寺の障がい者割引拝観料金については、対象が身体障がい者となっており、割引を適用されるためには、身障者手帳の提示(コピー不可)が必要です。

障がい者の方ご本人のほか、介添え1名までが、一般料金の半額となります。

3カ所セット拝観券

大人、大学生 950円
(令和7年7/1より)
中学生、高校生 700円
(令和7年7/1より)
小学生 450円
(令和7年7/1より)

特に興福寺国宝館に関しては、減免申請に手続きが必要かどうかを問い合わせる必要があるようですので、各自にてご確認ください。

興福寺国宝館のINFO

公式URL:https://www.kohfukuji.com/

奈良市老春手帳(ななまるカード)をお持ちの方は割引適用!

「ななまるカード」は奈良市が、在住の70歳以上の方に向けて発行している、優待カードです。

ななまるカードを提示すると、

  • 国宝館
  • 東金堂

の2箇所は無料で拝観することができます。

一方、中金堂はななまるカードによる割引がありませんので、該当する拝観料を支払っての見学を致しましょうっ!

阿修羅ファンクラブ会員割引

興福寺が主宰する「阿修羅ファンクラブ」の会員になることで会員証がもらえますが、この会員証を国宝館の拝観受付で提示することいんよって以下のような割引適用を受けることができます。

阿修羅ファンクラブ」の会員の申し込み方法

国宝館の受付で係員に告げるとその場で申し込みが可能で、即日から割引が適用され割引料金での入館が可能。

阿修羅ファンクラブの入会料金
  • 入会料金:1000円
  • 有効期限:2年間
  • 申し込み場所:興福寺国宝館の館内受付
割引内容

次回から興福寺の拝観受付で提示することで国宝館の拝観料金のみ半額になります。

興福寺友の会の会員割引!

興福寺には「興福寺友の会」という言わばファンクラブのような会があるのですが、友の会に入会することで会員証がいただけます。

この会員証を東金堂もしくは国宝館の拝観窓口で提示することで入場無料になります。

ただし!友の会の会員は1年間の更新制になっており、毎年3月が更新月になります。

したがって12月に入会すると残り約3ヶ月しか適用期間がないことになります。4月に入会するのがお得になります。

興福寺友の会の申し込み方法
  • 興福寺本坊へ来訪する(本坊内で申し込み)
    ※本坊の場所に迷われたら境内の売店や係員の方にお尋ねください。
興福寺本坊の場所と行き方

興福寺友の会の概要
  • 入会料金:3000円
  • 有効期限:1年間
割引内容
  • 本人とその家族2人まで有効(本人含め合計3人まで有効)

※遠方の方は郵送にて申し込みも可能

奈良交通の乗り放題乗車券所持者は割引!

⬆️奈良交通バス乗り放題券の一例

奈良交通が発行するバス乗り放題券を購入した方は下記の拝観窓口で乗り放題券を提示することで100円割引になります。

購入方法
  • JR奈良駅の2階改札前の「奈良交通の案内所(高速バスチケット売り場)」
  • 近鉄奈良駅のビルの前に見える「奈良交通の案内所(高速バスチケット売り場)」
割引内容
  • 国宝館:700円→600円(100円割引!
  • 東金堂:300円→250円(50円割引!

したがって奈良交通バス乗り放題券を所持していれば、共通券を購入するよりも、単独券で購入した方が安くなるということです。

    • 奈良交通の案内所の営業時間およびバスのフリーチケット(乗り放題券)についての詳細はコチラから

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興福寺の拝観可能時間(営業時間)は?

興福寺境内は365日24時間参拝が可能!

興福寺の境内は365日24時間立ち入りが可能です。境内への出入口に鎖や扉があって閉められるようなことはなく、そもそも境内も公園と似たような感じで365日24時間、一般に開放されています。

ただし!夜間はお堂を外側から観れるのみであり、外部に設置された賽銭箱にお金を入れて参拝する形式になります。

興福寺の一部のお堂は内部に入って拝観できるようになっており、これら各お堂んは拝観できる時間が設定されています。

興福寺で拝観時間が設定されているお堂と主な施設

国宝館
  • 拝観できる時間:9時〜17時まで(入館は16:45まで)
  • 定休日:なし(年中無休)
東金堂
  • 拝観できる時間:9時〜17時まで(入堂は16:45まで)
  • 定休日:なし(年中無休)
中金堂
  • 拝観できる時間:9時〜17時まで(入堂は16:45まで)
  • 定休日:なし(年中無休)

国宝館と東金堂の共通券を購入される方は、共通券の販売が16:00までと、少し早めに終了することを考慮しておきましょう。

特別一般公開で拝観できるお堂

興福寺・三重塔の特別開扉(特別公開)

三重塔は平常時は完全非公開ですが、以下の日程で年に1度ですが一般公開されることがあります。

  • 例年7月7日(日) 9:00~16:00 (法要は10:00~)

午前10時より塔内に安置される弁才天像の前で弁才天法要が厳修されます。参拝は自由です。

  • 拝観料金:無料

北円堂と南円堂の特別公開

北円堂

北円堂では、春と秋にそれぞれ特別公開の期間が設けられています。公開は大体例年のことになっていますが、稀に公開のない年もありますので各自ご確認ください。

  • 特別公開期間(変わることもあります)
    春……4月第4土曜~5月第1日曜(2019年は4/20~5/6)
    秋……10月第3土曜~11月第2日曜(2019年は10/17~11/10)
  • 特別一般公開時間(拝観できる時間):9時〜17時(受付は16時45分まで)
  • 定休日:なし(期間中は連日、公開)
南円堂

南円堂も北円堂と同じく、10月中旬〜11月上旬に堂内が特別一般公開されるときがあります。公開は通常、年に1日のみですが、年によって特別公開期間として、北円堂の公開にあわせて数週の公開が行われることもあります。

例年、開扉日として定められている10月17日は、大般若転読会というお経を読む会が行われ、たくさんの僧侶がたくさんのお経をものすごいスピードで読経していくのを、堂内とともに拝見することができます。

  • 特別公開日……毎年10月17日
  • 特別一般公開時間(拝観できる時間):9時〜17時(受付は16時45分まで)
  • 定休日:なし(複数日になる時は、期間中連日公開)

興福寺の五重塔の中には入れるのか?

五重塔は基本的に一般公開はされていません。ごく稀に不定期で初層部(1階部分)のみ特別に一般公開されることがあるのですが、公開されやすい時期的なものも不明です。

五重塔は少なくともここ数年は一般公開されていません。

興福寺の御朱印授与場所の営業時間(授与時間)

  • 南円堂の授与所:7時頃〜夜21時まで
  • 中金堂の御朱印授与所(勧進所):9時〜17時まで

興福寺・南円堂前の御朱印授与所は、西国三十三所巡礼の第9番札所に指定されている関係で巡礼者への便宜を図る観点から営業時間(授与時間)を延長されています。このため境内の営業時間(拝観可能時間)とは少し異なります。

興福寺の御朱印についての詳細は下記ページをご参照ください。ウフ


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興福寺のライトアップ時間について

興福寺では五重塔のみライトアップが行われています。ライトアップ時間は日没(冬18時)(夏19時)から22時までです。22時になると自動的に消灯します。

五重塔の四隅にセンサーが設置されおり、日没になれば自動的に照射される構造です。

興福寺中金堂は300年ぶりの再建!!落慶記念の夜間拝観&ライトアップの料金・時間など

拝観料が必要な建物の中で、注目したいのはやはり、2018年10月7日に落慶法要が行われた、中金堂です。この法要は、7日~11日まで、5日間にわたって盛大に行われました。上の写真は落慶法要初日の様子です。

興福寺の中金堂は、過去7度の焼失記録を持っています。

最初に建設されたのは714年。平城京の遷都とほぼ同じ時期となります。その後1180年、平氏による南都焼き討ちの犠牲となり、最初の焼失。再建するたびに焼け落ち、最後に焼けたのは1717年(享保2年)の火災でした。

1819年(文政2年)には仮堂を再建し、中金堂の役割を持たせていましたが、仮堂の老朽化も激しく、境内北部にあった講堂の跡地に仮堂を移築し、満を持して!! 今回の再建復興工事に取りかかりました。

そして301年後、2018年にようやく再建し、10月20日からの公開に至ったというわけです。

なお仮金堂のあった場所(旧講堂跡)では、現在仮金堂の解体が完了しています。跡地には天平様式を再現した建物が復元される予定とのことです。

では、中金堂の再建・落慶を祝い、記念に行われる夜間ライトアップと夜間拝観の概要についてご案内します。

興福寺中金堂【特別・期間限定】夜間ライトアップ&夜間拝観の開催期間・時間・料金(拝観料)

夜間ライトアップ&夜間拝観の日時

  • 開催期間:2018年10月20日~11月11日
  • ライトアップ点灯時間;17:30~20:00
  • 夜間拝観可能時間;17:30~19:30
  • 雨天時対応:雨天実施
    ※状況により予告なく中止となる場合もあります
2019年度以降も中金堂のライトアップはあるのか?

冒頭でも述べましたが、残念ながらこのライトアップイベントは2018年の落慶を記念するためのものであり、継続されるものでありません。したがって夜間に中金堂へ訪れてもライトアップされた姿を見ることはできません。あしからず。

夜間特別拝観の料金

  • 大人:500円

夜間特別拝観に関しては、子ども料金の設定はありません。

また夜間ライトアップと特別拝観に関しては、お問い合わせ先が興福寺ではなく、奈良新聞社となっていますので、ご注意ください。

興福寺中金堂落慶記念ライトアップ&夜間拝観 お問い合わせ先

  • 奈良新聞社内 興福寺中金堂ライトアップ実行委員会
  • TEL:0742-32-2112 
興福寺拝観料、拝観時間に関するその他のお問い合わせ先

  • 国宝館:TEL:0742-22-5370
  • 東金堂:TEL:0742-22-7781

※お問い合わせ先のお間違いにご注意ください!!

奈良公園の寺社(春日大社・東大寺)などの拝観時間

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当サイトの内容には一部、専門性のある掲載がありますが、これらは信頼できる情報源を複数参照して掲載しているつもりです。 また、閲覧者様に予告なく内容を変更することがありますのでご了承下さい。