奈良 采女祭は春日大社の大祭!悲しい采女伝説と中秋の名月が煌めく夜に行われる神秘的な伝統行事
「奈良 采女祭(うねめまつり)」という行事をご存知でしょうか?
春日大社の例祭の1つで奈良の夏の終わりを告げる大祭です。旧暦8月15日の「仲秋の名月」の日に行われます。
ごく最近までは地元民が訪れるような小規模なお祭りでしたが、近年では県外からお訪れる方も多く見受けられます。
以下では、この春日大社の例祭、采女祭の内容や日程(スケジュール)、見どころなどをご紹介しています。
目次
- 1 奈良 采女祭は春日大社の大祭!悲しい采女伝説と中秋の名月が煌めく夜に行われる神秘的な伝統行事
- 2 采女祭はいつ?「采女祭の開催日程」
- 3 采女祭は神事ながら毎年開催日程に変動がある!
- 4 采女祭は神事なので平日・土日祝日関係なく開催される!
- 5 采女祭の開催時間
- 6 ところで・・「采女(うねめ)」とは?
- 7 采女祭とは?「采女祭の由来やいつ頃から始められたのか?」
- 8 采女祭が開催される場所はドコなのか?
- 9 采女祭の進行スケジュール(渡御ルートなど)
- 10 采女祭りの所要時間・滞在時間
- 11 采女祭が中止になる条件とは?
- 12 采女祭では花火はあるのか?
- 13 采女祭の見どころと采女祭の様子を写真(画像)で紹介!
- 14 采女祭最大の見どころ
- 15 采女祭の屋台の種類や営業時間など
- 16 采女祭の交通規制(MAP)
- 17 采女祭(采女神社)へのアクセス(行き方)
- 18 采女祭の駐車場
- 19 【補足】福島県にも采女祭がある!
采女祭はいつ?「采女祭の開催日程」
采女祭は例年、旧暦8月14日(宵宮祭)と8月15日(本祭)に行われます。
2025年の開催日は‥‥
- 宵宮祭:2025年(令和六年)10月05日/日(先負)
- 本祭:2025年(令和六年)10月06日/月(仏滅)
※変更の可能性もあるので詳細については公式情報を要チェック💘
采女祭は神事ながら毎年開催日程に変動がある!
通例の神事の執行日というのは旧来、同じというのがセオリー。
しかし中にはこの采女祭のような「旧暦」に基づいて執行される神事も数多く存在し、例えば島根県出雲大社の神在祭なども旧暦に基づいて執行されるので、毎年、変動がある。
具体的に述べると、現行の暦はグレゴリオ暦(太陽暦)なので、旧暦に対応させると必然的に日がズレる。
采女祭は神事なので平日・土日祝日関係なく開催される!
また、旧暦に則って執行されることから、必然的に平日もしくは、土日祝であったりもする。
然るに采女祭は毎年、平日・土日祝日関係なく開催される行事となる。
歴代開催年度の参考例
2023年度
- 本祭:2023年(令和4年)9月29日/金(仏滅)
- 宵宮祭:2023年(令和4年)9月28日/木(先負)
2020年度
- 本祭:令和2年10月 1日(木)
- 宵宮祭:令和2年9月30日(水)
※2020年度はコロナ感染拡大防止対策が採られ、「花扇奉納行列」「管絃船の儀」は、素敵に中止。神事のみ一般観覧不可にて、やっぱり素敵に斎行。
2019年度
- 本祭:9月13日
- 宵宮祭:9月12日
2018年度
- 本祭:9月24日
- 宵宮祭:9月23日
2017年度
- 本祭:10月4日
- 宵宮祭:10月3日
2016年度
- 本祭:9月15日
- 宵宮祭:9月14日
2015年度
- 本祭:9月27日
- 宵宮祭:9月26日
采女祭の開催時間
- 17時〜19時45分(公式では20時頃)
17時にJR奈良駅前から行列の渡御(巡行)がスタートして、19時45分、猿沢池にて「管弦船の儀式」および「花扇奉納の儀式」が終了。
ところで・・「采女(うねめ)」とは?
「采女(うねめ)」とは、天皇のお傍近くにあって身の回りのお世話をした若くてピチピチとした粋の良い娘っ子のことです。
若くてピチピチとした粋の良い娘っ子なのですが、列記とした「女官」でもあります。
ただ、地方の豪族や長官などが、天皇への捧げ物として自らの娘を差し出したケースが多く見られることから、天皇の子を授かるべく、特に容姿に優れた実に若くてピチピチとした粋の良い娘っ子が選出されて中央へと送られたようです。
奈良時代には、すでにこのような制度が定着していたと見られ、鎌倉時代以降は見られないことから、平安期以降、廃れたことになります。
すなわち武家が台頭する鎌倉時代には制度自体が廃絶していたことになります。
采女祭とは?「采女祭の由来やいつ頃から始められたのか?」
この采女祭のパンフレットをみて来場された方も多いと思いますが、采女祭には第○回と言った表題がなく、ただ単に「采女祭」です。
「第○回」と表記されていない理由は、いつ頃開始されたのかが、采女神社を管理している春日大社でさえ、把握できていないからです。
そもそも采女神社自体がいつ頃から当地に存在するのかが不詳とされていることから、その采女神社の神事である「采女祭」も、いつ頃から始められたのかが分かりようもないということになります。ウフ
ただ、奈良市観光協会の調べによれば、室町時代以来、約600年に渡って、継続されている行事のようです。
地元民同士の話では少なくとも30年以上前から開催されている行事です。
「采女祭」の由来
采女祭が開始されるようになった理由は、采女神社の前に広がる猿沢池に天皇のお世話役であった采女が身を投げて命を絶ち、その采女を慰めるために始められたのが起源とされています。
奈良 采女神社に伝わる采女伝説では、この采女は天皇の采女として天皇に奉仕するために都入りしてくるのですが、いつしか天皇との間に男女の関係が生まれ、やがて天皇の寵愛を受けることになったようです。
しかし、時が経つにつれ、天皇の寵愛が他所の女性へと移り、天皇の心中に自分がいないことを知った采女はある夜、猿沢池の衣掛柳の前で入水自殺を図るのです。
この話を聞いた帝は驚きと共に采女を哀れに思い、采女の御霊を祀るために現在の采女神社を猿沢池の池畔に建てたとされています。
この後すぐに、現在、見られるような采女祭が開始されたのかは判然としませんが、そもそも「采女神社」という名前が有史上にハッキリと見えるのが、江戸時代になってからのことだと云われますので、江戸時代以降に開始されたとも考えられます。
采女祭が開催される場所はドコなのか?
采女祭の会場
- 采女神社(猿沢池の池畔にある神社) ※神事(儀式)のみ
- 猿沢池 ※采女祭最大の見どころとなる船による舞楽演奏や花扇奉納が行われる池
- JR奈良駅〜三条通り商店街を中心に北は近鉄奈良駅、南はもちいどの商店街を通り抜け、猿沢池の池畔にある采女神社まで ※行列が渡御(巡行)
采女祭の進行スケジュール(渡御ルートなど)
9月13日(本祭)
16時30分:旧JR奈良駅前に花扇奉納行列参加者が集合
17時00分:花扇奉納行列が旧JR奈良駅前を出発
17時〜17時17分:三条通り商店街を巡行
17時17分〜17時22分:東向商店街を巡行
17時22分〜17時25分:近鉄奈良駅の駅舎の外側を巡行
17時25分〜31分:小西さくら通り〜城戸通りを巡行
17時31分〜36分:もちいど商店街を巡行
17時36分〜17時41分:花扇奉納行列、采女神社に到着(一部の参加者は解散)
18時〜45分:花扇奉納神事(采女神社境内にて開始。境内は非常に狭いこともあり関係者以外立ち入り禁止)
18時45分(予定では19時)〜:管絃船の儀が開始
18時45分〜:管絃船の儀(招聘アーティストによる演奏※2019年度は曽爾テラワキ氏による横笛の演奏)
19時02分〜:管絃船の儀(郡山市親善使節団と郡山市の花「ハナカツミ」を持ったミスうねめが乗船した鷁首船が出港。猿沢池を2週周遊)
19時07分〜:管絃船の儀(南都舞楽の団員たちを乗せた龍頭船が出港。猿沢池を2週周遊)
19時36分〜:管絃船の儀(約2mもの花扇奉納が池の中央で行われる。花扇が池の中央で池に投げ落とされる。)
19時45分:采女祭終了。関係者は逐次、解散。
19時45分〜:花扇の授与(欲しい方のみ)※なくなるまで
9月12日(宵宮祭)
17時〜18時まで:神事(儀式)は采女神社境内にてヒッソリと行われる。
采女祭りの所要時間・滞在時間
采女祭は行列が16時30分頃から旧JR奈良駅前に参集しはじめて、17時ちょうどに行列が三条通り商店街へ移動しはじめますので、17時〜19時45分までとすれば、最低でも滞在時間は2時間45分は必要です。
JR奈良駅前で行列の準備している姿を見るのであれば16時30分にはJR奈良駅に居る必要がありますので、この場合は3時間15分になります。
采女祭が中止になる条件とは?
采女祭の神事は中止にはなりません。大雨・台風でも神事なので執り行われます。ただし、一般参加の行列や管弦船の儀式などは以下の場合にかぎって中止になります。
- 大雨
- 台風
- その他、大地震などの大災害
采女祭では花火はあるのか?
采女祭には残念ながら花火はありません。ただ、若草山の山焼きにおいて猿沢池は穴場的な花火の鑑賞スポットでもありますので、花火をご覧になりたい場合は若草山の山焼きのときにお越しください。
猿沢池からでも充分に花火が観覧できます。(花火はある意味、遠隔地からの方がキレイに見えます)
采女祭の見どころと采女祭の様子を写真(画像)で紹介!
花扇
花扇は采女祭にて采女命へ奉納される幣帛のようなものであり、中心的なものです。これがなければ行事が始まりませんし、終わりません。
この花扇は「秋の七草」を用いて扇の形に仕立てられています。
采女祭の花扇行列「行列」
花扇を中心として編成された行列です。稚児役のお子さんが先導します。
このほか、采女祭の行列は総勢約200余名で以下のような形で編成されています。
10余名の稚児、御所車に乗車した花扇使、ミスうねめ、NARA CITYコンシェルジュ …etc
稚児行列
毎年、采女祭では稚児を募集しています。一般の方でも応募が可能です。
もちろん、采女命を偲ぶ気持ちは大切ですが、お子さんが有名になれば嬉しい方や、思い出を作りたい方は参加を検討してみてください。
条件はこれといって特になく、毎年、人数不足のようなので応募しても出られる可能性が大いにあります。
行列はお子さんが普段、着用しないような平安時代の稚児の格好をして20分近く練り歩きますので、心配な親御さんはお子さんの近くで一緒に行列に参加もできます。
龍頭船を模した台車
一見すると子供の頃、お世話になった「おまる」にも見えないこともない。大便器を押して行進する祭があっても面白い。
鷁首船を模した台車
同じくもう1つの大便器。あイヤイヤイヤ、鷁首船!!を模した台車も巡行します。鷁首船や龍頭船の意味については後述。
荷馬車
花扇使に扮したミス采女らしき女性が乗車した荷馬車です。
秋の季節を象徴する真っ赤に染まったモミジが荷馬車の軒下に取り付けられています。
このような荷馬車は、奈良時代や平安時代は牛に引かせていました。
采女祭の2隻の船「龍頭船」と「鷁首船」
奈良時代はじめ、平安時代を中心に貴族文化が花咲いた頃、貴族の邸宅には池が造池され、船楽が奏じられました。
船楽とは池に小舟を浮かべてその小舟の上で雅楽や舞楽を奏じることです。
この当時、中国唐の文化の影響から龍や鷁(げき)といった想像上の動物の首を小舟の先に取り付けることにより、水難除け、火難除けの呪い(まじない)としたそうです。
龍は仏教ではチベット山頂の池に棲む水神とされ、鷁は風を自在に操ることができた水鳥とも云われます。
管弦船の儀
管弦船の儀は、大きく3つに分かれます。
1つ目:招聘アーティストによる演奏
1つ目は、この采女祭に招聘されているアーティストが鷁首船に乗船し、船上にて管弦楽器の演奏が奏じられます。
演奏中は通常のライトの他、青や赤のライトアップも施され、さらにドライアイスが船の両側から水中に吊るされますので、幻想的な演出を混じえての観覧が楽しめます。
2つ目:池内を回遊
⬆️NARAコンシェルジュはじめ、郡山市の方々を乗せた鷁首船
NARACITYコンシェルジュや、ゲストである平安時代の衣装を着用した郡山市(福島県)の方々を乗せた鷁首船と、南都画楽所(なんとがくそ)の奏者たちを乗せた龍頭船が猿沢池内を2周します。
両船は漆黒の闇夜にて青や赤にライトアップされ、その上大きなネットに詰め込まれた大量のドライアイスが各船の両側から水中に吊るされるので、雲のような煙が船を包み込みます。
南都楽所に所属する楽師たちの管弦演奏が流れる中、船はゆっくりと池内を2周します。
その光景はまるで天空を渡御する天鳥船神(あめのとりふね)のようにも思え、天に昇った采女への演出としての捧げ物に成り得るものです。
3つある管弦船の儀式の中でも、池内を2周することから采女祭最大の見どころとも位置付けることができ、尚且つ、最大のフォトジェニックポイントでもあります。
望遠鏡やカメラをくれぐれもお忘れなきよう!
3つ目:花扇の儀
3つ目は「花扇の儀」です。池内中央部に管弦船を待機させ、ここで花扇の儀式が行われます。花扇は台車に載せられて行列に引かれながら街を巡行していますが、実はこの花扇は猿沢池に入水した采女への捧げ物だったのです。
NARACITYコンシェルジュの登壇??
⬆️2019年度「初代NARAコンシェルジュの3人」…ペロっ
祭の最後には、管弦船から下船したNARACITYコンシェルジュが猿沢池の池畔に立ち、コンシェルジュ目当ての来場客たちにその麗しきピチピチとしたハチ切れんばかりの美貌を披露してくれます。
このときはコンシェルジュ目当てのファンがコンシェルジュたちを取り囲むように集まり、押しくらまんじゅう状態になります。
「NARACITYコンシェルジュ」とは、かつての「ミス奈良」のことで2019年4月に改称された新名称です。現在、3人で活動中です。
2019年に創設されたことから、2019年の采女祭に登場したNARACTYコンシェルジュは「初代NARACTYコンシェルジュ」ということになります。
采女祭で行われる「糸占い」とは?
采女祭では、采女祭の期間中のみに限定して授与される「糸占い」という占いがあります。
授与場所は采女神社の社務所、初穂料(値段)は200円です。
針と赤い糸がセットなった授与品です。
使用方法や由来などは下記ページをご参照ください。
采女祭限定の授与品(お守り・縁起物)など
采女神社では基本的に春日大社の子社(末社)であることから、春日大社のお守りやお札を授与されています。
それとは別に上記、糸占いを含めた采女祭限定のお守りや縁起物も授与されています。
詳細は上記、「糸占い」の使用方法や由来と併せて下記ページをご参照ください。
采女祭最大の見どころ
鷁首船(管弦船)に体験乗船することができる!
采女祭が行われる約1週間前の土日と宵宮祭の日に限定して、なんと!一般の方でも鷁首船(管弦船)に体験乗船することができます。
【参考例】2019年体験乗船実施日
- 9月7日(土)
- 9月8日(日)
- 9月12日(木)
体験乗船では鷁首船のみに乗船することができ、猿沢池を2周、周遊してもらえます。
船内には先頭さんが前後に1人ずつの合計2人乗船しており、それぞれの方から采女祭のことや奈良観光を混じえた奈良のことについての様々なお話しをしてもらえます。
鷁首船(管弦船)の乗船体験の概要
体験乗船料金
- 大人1000円(1回)
- 子供(5歳〜小学生)500円
- 修学旅行生(中学生):500円
※漏れ無く采女神社に奉納できる采女祭特別絵馬が付いてきます。
- 所要時間:約15分
出港時間
午前10時、10時30分、11時、11時30分、13時、13時30分、14時、14時30分、15時、15時30分
※12時〜13時は運休
※9月12日は15時まで
乗車定員
- 14名
采女神社の前に運動会テントが設営され、程よくピチピチとしまくった可愛ぃ娘っ子が2人受付をされています。
⬆️手前が「龍頭船」。龍頭船には残念ながら乗船できない。乗船できるのは後方の鷁首船のみ。
体験乗船の様子と船上からの景色
采女祭の花扇の奉納(猿沢池中央)
采女祭の締めくくりとして最後に行われるメインイベントです。約2mもの花扇が猿沢池で入水自殺を図った采女のために猿沢池中央部にて池中に奉納されます。
花扇は持って帰ることができる!
これは地元民しかほとんど知らないことですが、なんと!采女祭で使用した花扇は最後に采女神社にて解体されて、参加者すべてに配られます。(お守りとして授与されます)
秋の七草の種類
萩(はぎ)、尾花(おばな)、葛(くず)、撫子(なでしこ)、女郎花(おみえなし)、藤袴(ふじばかま)、桔梗(ききょう)
秋の七草のご利益
秋の七草と似た言葉に「春の七草」という言葉がありますが、春の七草と秋の七草とは似て非なるものです。
春の七草では春の季節の花である7草を七草がゆにして食べることで無病息災のご利益が得られると信仰されています。
一方で秋の七草は食べるのではなく、飾り立てることで「魔除けのご利益がある」と信仰されています。
ただでさえご利益のある秋の七草を、さらに神事を通してお祓いを受けていることから、これほどご利益が詰まった縁起物はないでしょう。
このありがたい縁起物を授与しようというのが花扇の授与です。
花扇が授与されるのを知っている人は、ビニール袋などを持って采女神社の前で待ち構えています。
- 花扇授与の初穂料(値段):無料
- 花扇の授与時間:采女祭の終了時〜なくなるまで(先着順)
例年、この瞬間は大混雑して争奪戦のようになってしまいますが、くれぐれも押し合うことなく、ありがたい気持ちを以っていただいてください。
采女祭の屋台の種類や営業時間など
采女祭では、数は少ないのですが露店、すなわち「屋台」が出店しています。
采女祭に出店している屋台の種類や営業時間は次の通りです。
屋台の種類
和牛串焼き、広島焼き、たません(目玉焼きを挟み込んだセンベイ)、
ゲソ焼き、カステラ、
からあげ、フライドポテト(味付けふりふりぽてと)
屋台の営業時間
17時頃〜21時30分頃まで
采女祭の交通規制(MAP)
采女祭では行列が三条通りなどを練り歩くために行列が通行するところは交通規制がかかります。
奈良県警の方々が行列が練り歩く諸所に配置され、交通規制を行っています。
主な交通規制は、やすらぎの道より東側、采女神社・猿沢池川へ延びる三条通りがメインになります。
17時〜21時まで歩行者専用道路の区間・場所
- やすらぎの道より東側の三条通り
- 東向き商店街
- 小西さくら通り
- 城戸通り
- もちいどの商店街
- 猿沢池の外周の道路すべて
17時〜21時まで歩行者専用道路の区間・場所
- 奥医院〜ならまちセンターまでの通り
- JR奈良駅〜やすらぎの道までの区間の三条通り
采女祭(采女神社)へのアクセス(行き方)
采女祭へは近鉄奈良駅からは徒歩で充分来れます!
采女祭の最寄駅および最寄バス停
- 采女祭の最寄りのバス停:近鉄奈良駅バス停(徒歩約8分)※もしくは「県庁前バス停」
- 采女祭の最寄駅:近鉄奈良駅(徒歩約7分)
近鉄奈良駅から采女神社への行き方
近鉄奈良駅から采女神社までの所要時間と距離
- 所要時間:7分
- 距離:約450㎞
采女祭の会場となる猿沢池は興福寺南円堂の足元にあります。興福寺は創建した藤原氏がわざわざ高台に造ったため、猿沢池は足元になります。
近鉄奈良駅からですと、東向き商店街を南下して突き当たりの三条通りを興福寺および春日大社の方向へ向けて歩いていくだけです。
JR奈良駅から采女祭への行き方
JR奈良駅から采女祭会場までの所要時間と距離
- 所要時間:15分
- 距離:約1.1㎞
JR奈良駅からですと、JR奈良駅のバスロータリー北側にある旧奈良駅の駅舎(現在は観光案内所)の前の横断歩道から見える「三条通り商店街」を興福寺・春日大社方向へ向かって直進するだけです。
采女祭の駐車場
采女祭には公式的な駐車場はありませんので、付近周辺のコインパーキングなどへ駐車する必要があります。
ただし、近鉄奈良駅周辺は奈良における観光地の中心的スポットということもあり、寺社の行事やイベント時には料金が値上がりすることが多々ありますのでご注意ください。
采女祭の会場となる猿沢池は近鉄奈良駅から徒歩10分圏内の場所に位置することから、近鉄を利用された方が無難です。
車でお越しの方は近鉄奈良駅の1つ先の駅である「新大宮駅」周辺のコインパーキングを利用して、新大宮駅から近鉄で来場される方法がオススメです。
新大宮駅周辺の駐車場は、奈良観光の中心的スポットである東大寺・興福寺・春日大社エリアから距離が離れていることから駐車する人も少なく、値上がりすることは稀です。
【補足】福島県にも采女祭がある!
奈良県奈良市と福島県郡山市は、似たような采女伝説や采女祭つながりで1971年より交流が開始されています。
毎年、お互いの采女祭には、お互いの市長および関係者、使節団が参加しています。
福島県郡山市の采女祭は規模が大きく「東北五大祭」の1つと言われるほどの大祭です。
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