春日大社の結婚式!費用や予約方法は?指定業者とは…披露宴はどこで?

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結婚式を春日大社で挙げたい! そんな時は、いつ頃どのように予約をしたら良いのでしょうか。衣裳はやっぱり白無垢? 費用はどれくらいかかるのか等々、気になることがいっぱい!

今回は、春日大社の結婚式について、費用、予約方法や時期、披露宴について等をご紹介します。

まずは……春日大社で結婚式を挙げる心構え

結婚式というと、結婚式場での挙式、披露宴会場での披露宴、友人たちと楽しく会話をしながら和気あいあいとした雰囲気でお酒も入り……などなど、様々なイメージがあるかもしれませんが、春日大社での結婚式は由緒正しく、かつ格式の高いもので、一般的な結婚式場での挙式とは一線を画していると思わなくてはなりません。

春日大社は、日本でも最古の歴史を誇る神社の1つです。

インスタ映えや名目のためではなく、日本をお守りくださる神々の前に立ち、厳粛かつ神聖な儀式を行いたいと希望する方にふさわしい場と言えます。

春日大社の結婚式費用は……?

それではまず、気になる春日大社での結婚式の費用について見ていきましょう。

春日大社は神社ですので、挙式料は料金というより、正しくは「初穂料」として納められます。ここでは便宜上「料金」とさせていただきます。

結婚式に参列できる人数

一番最初に、結婚式に参列できる人数を確認してください。神道での結婚式では一般的なことですが、挙式会場(神殿)に入ることができる人数は限られます。

春日大社での挙式参加の最大人数は以下のとおりです。

  • 新郎新婦 2名
  • 媒酌人 2名
  • 新郎側参列者・新婦側参列者 各最大20名

すなわち合計44名が、春日大社で結婚式に参列できる最大人数となります。

以下に挙式料をご紹介しますが、いずれも人数は変わりませんのでご注意ください。

挙式に関わる費用・料金

挙式料には、ご本殿における挙式、神楽(かぐら)奏上、撤下品(てっかひん)が含まれています。

美容着付け料は別途となります。

※榊式のみ、衣冠・十二単の貸出料と着付け料が含まれます。
ご本殿が式年造替の時期には、若宮神社での挙式となります。

榊式 50万円
松式 30万円
竹式 10万円

挙式だけなら10万円から挙げられるのか! と驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんね。

以下に、それぞれの挙式の特徴をご紹介しますが、主な違いは神楽舞の人数と撤下品の内容です。

また先述のとおり松式と竹式では美容着付けが別途かかりますので、ご注意ください。

撤下品(てっかひん)とは?

撤下品とは、神様から賜ることのできる品物のことを言います。

これは単なるお土産やプレゼントという意味ではなく、神様のものを身に付けることで、神様の持つお力を直接分けていただくことができることを意味しています。

挙式後、神社から持ち帰ることのできるものではありますが、引き出物やお土産という認識ではなく、神様からの下賜品として大切にしましょう!


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挙式プランの特徴

榊式

林檎の庭での神楽舞が、巫女2人によって奏上されます。

撤下品は御札、お守りの他、桐箱入りの古式「雲土器(くもかわらけ)」を持ち帰ることができます。ここまでは、松式と同じです。

榊式の最大の特徴はその装束で、春日大社で式典の時に使われる十二単と衣冠を、挙式の時に限り貸し出していただくことができます。またこれらの着付け料が含まれているので、金額的に松式と20万円の差がありますが、それだけの価値はあるということです。

雲土器(くもかわらけ)とは?

雲土器は、結婚式で誓いの杯として用いられる特殊な杯です。過去にはお祝いの席で必ず用いられたと伝えられていますが、長く製造技法が途絶えてしまっていたものを、春日大社が婚礼のために復活させました。

雲土器の中央部には、雲華(うんげ)が浮かび上がるように見える特殊技法が使われています。

松式

榊式と同じく、林檎の庭での二人舞神楽の奏上と、同様の撤下品があります。

榊式とは、お衣裳の違いが最大の差ですが、榊式よりも安価な分、衣裳レンタル料、着付け料等が別途かかることがポイントとなります。

竹式

神楽奉納は、榊式、松式とは違い、中門下での一人舞となります。撤下品は御札とお守りのみです。

挙式以外の費用・料金

挙式以外には、美容お支度料記念写真の費用がかかります。これらは選択するもの、装いによって全く料金が変わってきますので、各自必ず確認してください。料金の詳細は
 公式ホームページで確認することができます。

春日大社での結婚式は白無垢?

春日大社は神社ですので、神道式を行うにあたって白無垢を選択する花嫁は多いですが、白無垢と決まったものではありません。

特に、上記にてご紹介した榊式を選択すると、十二単での挙式ができます。この衣冠装束は実際に春日大社で儀式に使われているものであり、一生の思い出になることは間違いないでしょう。

春日大社の結婚式の予約方法

春日大社での結婚式を予約するには、現地に実際に赴く必要があることを覚えておきましょう。

まずは、挙式希望日に空きがあるかを確認し、仮予約を行います。仮予約は電話でも行うことができます。

仮予約期間は10日間です。この間に、挙式料全額と印鑑を持ち、春日大社に赴いて本予約に切り替えます。

10日間を過ぎてしまうと自動的にキャンセル扱いになります。また準備の関係上、挙式日の2カ月前には本予約に進めるよう調整が必要です。

  • 仮予約TEL:0742-22-7788

春日大社の結婚式では指定業者しか使えない?

春日大社で結婚式を行う場合、衣裳、着付けの業者は、春日大社指定の業者の中から選ぶことが推奨されています。なぜなら、春日大社での挙式には伝統的な、格式高い儀式や手順が待ち受けており、一般の挙式場でのみ対応を行う業者では、当日の手順に支障が生じる場合が多いためです。

春日大社では、すでに儀式の流れについて熟知した指定業者をパンフレットにまとめていますので、取り寄せて確認することをおすすめします。

ただし、どうしてもの場合、指定外の業者を入れることは不可能ではありません。その場合は状況により、事前に業者側に対して、春日大社から当日の流れについてレクチャーがあります。

また事前に春日大社側に、指定外業者を使う旨の申込書を提出する必要があります。この書類には業者の署名捺印も必要です。

さらに、指定外業者の衣裳持込料4万円、写真担当料2万円がかかります。衣裳持ち込み料に関しては、春日大社の外で着用してから大社を訪れる場合も、同様の料金がかかります。

指定外業者が挙式中撮影を行うことはできません!

結婚式では、挙式中の写真が是非ほしいと思うかもしれませんが、指定外業者による挙式中の撮影は認められていません。指定外業者の方に写真撮影をしてもらう場合は、挙式前後のスナップ写真や、挙式後の集合写真の撮影は可能ですが、式中は進行の妨げになる可能性が高いので不可となっています。

春日大社で挙式した場合、披露宴はどこでするの……?

春日大社には、披露宴を行うプランはありません。そのかわり、春日大社の指定業者の中に、「春日大社での挙式と、ホテルでの披露宴」をセットにしている業者がありますので、確認してみましょう。

例えば奈良ホテルの場合、挙式料は除いて、衣裳、着付け、料理や招待状、春日大社への移動タクシー料等が含まれた30名の披露宴プランが123万円で提供されています(2018年12月現在)。

このようなプランが近隣の指定業者でいくつもありますので、最初はどのような指定業者があるのかを春日大社へお問い合わせされることをおすすめします。

春日大社で格式高い結婚式を♪

日本最古級の神社である春日大社での結婚式は、間違いなく、日本で最も格式高い挙式の1つです。その格調の高さを体感し、心に決めたパートナーと一生添い遂げる誓いを行いましょう!

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